人間失格

太宰 治

にんげんしっかく

分類番号:NDC 913(小説・物語)

ブラウザで読む

(別ウィンドウが開きます)
オリジナル版

原本そのままの文章です。
※青空文庫へリンク

生きづらさを抱える全ての人へ
太宰治が描く孤独と生の問い

戦後の孤独と自己の崩壊を鋭く掘り起こす長編小説。社会に適応できない青年が見せる仮面と虚無の連鎖を、読み手の心に刺さる筆致で描く。生と死の境界を揺らす描写と、仮面を外せぬ男の孤独な叫びが、読後に重くのしかかる。

レビュー

太宰の『人間失格』は、孤独と自虐を暴風のように描く。読み進むほど自分の欠陥が浮かび上がり、他者の理解が難しくても共感へと誘われる。不穏さと美しさが同居する筆致に、心が引き寄せられる一冊だ。 (28歳 アオイ)

この主人公は、格好をつけようとするたびに自己崩壊していくおバカさが愛おしい。太宰はそれを笑いと哀愁で丁寧に包み、読者を苦笑いさせつつ心の闇にスッと近づける。変な安心感と不穏さが同居する、クセになる一冊だ。 (25歳 たけ丸)

読書初心者にもすすめたい一冊。難解さより感情の揺れを素直に追う構成で、独白と対話が程よく交差するため読み進めやすい。登場人物の孤独と葛藤を自分の呼吸で味わえるはず。最初は重く感じても、読み終えると心に小さな灯が灯る。 (22歳 みつき)

太宰 治の人気作品