葡萄水

宮沢 賢治

ぶどうすい

分類番号:NDC 913(小説・物語)

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オリジナル版

原本そのままの文章です。
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葡萄水は風と星のうた
賢治の世界が静かに呼びかける

自然と人間の絆を静かに描く短編が並ぶ中、葡萄水は果実の香りと星空の教えを結ぶ。賢治の詩魂と現実の温度が交差する、心を照らす旅の書。因果と慈悲、現実と幻想が静かに重なる世界観は、読後も胸に温かな灯を灯し続ける。

レビュー

葡萄水は、宮沢賢治の詩と物語が水のように流れ出す不思議な宇宙へ読者を誘う一冊です。薄い装丁の印象を裏切る濃密な情感と、田畑・山・風の匂いが立ち上がる文体。自然と人の営みが静かに交差する瞬間を、若い心にも新鮮な驚きとして届けてくれます。読み終えると、心の灯りが小さく灯る感覚が残り、賢治の温かさをもう一度味わいたくなるでしょう。 (28歳 あさみ)

ユーモアを忘れない、でも深い。葡萄水を開くと、賢治の言葉が軽やかに跳ねてくる場面が多く、難解さよりリズムと想像力が先に立ちます。登場する自然の描写は、時にほほえみと皮肉を添えて読者をクスリとさせます。ユニークな比喩と温かな視線が続くので、疲れた日にも楽しく読み進められる一冊でした。 (35歳 たま)

読書初心者にも優しく、賢治の自然観を素直に受け止められる一冊です。短い情景とやさしい語り口が続くので、難解さを感じずに進めます。絵本のような温かな比喩が心を解きほぐし、読後には“もっと読みたい”という気持ちが芽生えました。初めて文学を手にする人にもおすすめします。対話のように語りかける語彙が、読書の入口をやさしく開いてくれるでしょう。 (15歳 さくら)

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