装幀に就いての私の意見

芥川 竜之介

そうていについてのわたしのいけん

分類番号:NDC 914(評論・随筆)

ブラウザで読む

(別ウィンドウが開きます)
オリジナル版

原本そのままの文章です。
※青空文庫へリンク

装幀の境界を照らす鋭い視線と柔らかな筆致
紙と文字の距離を再発見させる芥川竜之介の眼差し

装幀の美と機能を鋭く見つめ直すエッセイ。紙面と物語の結び目を探る視点が現代出版に新たな光を投げる。芥川竜之介の装幀論は読書の未来を照らす一冊となる。

レビュー

装幀とは何かを、美術論だけでなく文学と出版の身体的対話として鋭く読み解く。紙の質感、活字の呼吸、装画の印象が、読者と物語を結ぶ秘密の紐になると気づかされる。著者独特の視線は、伝統と現代の装幀を結ぶ橋として心を動かし、装幀の技術だけでなく思想や時代感覚にも光を当てる。装幀の現在と過去を結ぶ視点が、私の本棚の秩序感を新たにしてくれた。 (28歳 あいり)

正直、装幀の話だけで眠くなるかと思いきや、芥川さんが書くと紙の匂いまで会話を始める。伝統と現代デザインが漫才のように掛け合い、装丁の小さな工夫が大きな印象を生む。ページをめくるたび、私の机の上が小さな書斎劇場になる。 (41歳 たかし)

初めて読書を始める人にも入りやすい一冊。装幀の基本用語を難しく説明せず、紙質、印刷、色合わせがどう本の雰囲気を作るかを、身近な例で解説してくれる。芥川の鋭い観察が、日常の本選びを少し楽しくしてくれる。 (12歳 はる)

芥川 竜之介の人気作品