足跡

石川 啄木

あしあと

分類番号:NDC 913(小説・物語)

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オリジナル版

原本そのままの文章です。
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足跡という名の旅路が現代の胸を打つ、短詩の生命を辿らせる
石川啄木の素直で鋭い声が時代を越えて今も呼びかける

足跡は孤独と情熱の軌跡を織りなす石川啄木の魂の記録だ。時代の喧騒と貧しさのただなかで、彼は鋭敏な観察と温かな感性で現代にも響く詩と散文を紡ぐ。直感と真摯さが読み手を旅へ誘う。読書の地平を広げる珠玉の一冊。

レビュー

足跡は、日常の窓から切り取られた哀歌と皮肉が混ざる、短歌の道しるべ。啄木の怒りと孤独が、現代の私の胸にも静かに響く。行間の風景をたどると、迷子になった心がふと整う瞬間が見える。誰かの苦さを自分の痛みとして感じられ、詩の力を思い知る一冊だった。読み終えると、日々の暮らしの隙間に詩のしぶきが飛び、足跡の意味を考えさせられる。 (28歳 風見)

足跡は、啄木が怒りとユーモアを投げかける、痛快な日記のよう。短歌の窮屈さを笑い飛ばしつつ、現実の痛みを正面から受け止める。読み進むほど足跡が増え、私の部屋にも新しい風が吹く。啄木の言葉のリズムは少し荒いが、心の隙間を埋めてくれる。詩が苦手でも大丈夫、まずは足跡を追いかけてみて。この本を手に取る人が増えれば、啄木の鋭さが日常の道具になる瞬間が増えるはず。 (34歳 笑楽)

読書初心者にも優しい足跡。短歌の美しさはもちろん、随筆風の語りも混ざるため難しく感じにくい。日々のつらさや温かな祈りが、素直な言葉で刻まれている。最初は敷居が高くても、読み進むうち胸の呼吸が整い、足跡を追う楽しさを味わえる一冊だった。啄木の時代背景を想像するだけで旅に出る気分になり、詩が好きでなくても心の片隅を温めてくれる。 (18歳 ひよっこ)

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