非文学的文士

中原 中也

ひぶんがくてきぶんし

分類番号:NDC 914(評論・随筆)

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オリジナル版

原本そのままの文章です。
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夜の頁を開けば 中原中也の声が非文学的文士の影を映し出す
文学の形を問い直す覚悟が、この一冊に宿る

非文学的文士は日常の匂いと焦燥を鋭く編み上げ、文学の境界を問い直す中原中也の新境地。詩と散文が交差する瞬間を深く掬い取り、現代に読むべき長編エッセイ集として読者の思考と感情を揺さぶる力が光る。

レビュー

題名の挑発性を越えて、章ごとに現代散文の可能性を感じさせる一冊。中原中也の観察は鋭く、日常のささいな瞬間が言葉で花開くさまは、読後も余韻として心に残る。リズムと語感の揺らぎが連なるうち、普段何気なく通り過ぎる情景が新鮮な発見へと変わる。 (28歳 風来坊)

非文学的文士なのに、読み進めると文体がまるで文学会の仮装パーティー。中也の鋭い観察に思わず吹き出す場面が続き、言葉遊びの連打が脳みそをくすぐる。難しく感じず、つい日常の笑いを拾いに行きたくなる、そんな妙味が楽しい。 (32歳 ねこ大将)

読書初心者にもおすすめしたい一冊。難しく思える文章が、章ごとの短さとリズムで自然と馴染む。中也の視点が身近な日常を映し出し、言葉の力に気づくきっかけになる。読み始めの戸惑いも、著者の温かな筆致が徐々に解消してくれる。絵本のような親しみやすさはないが、初めての文学を怖がらずに進める手助けになる。実践のヒントは少ないが、文章を読む習慣づくりの入口として最適。 (21歳 本の卵)

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