悪魔の紋章

江戸川 乱歩

あくまのもんしょう

分類番号:NDC 913(小説・物語)

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オリジナル版

原本そのままの文章です。
※青空文庫へリンク

悪魔の紋章が描く闇の深淵へ、あなたを誘う謎の呼吸。
江戸川乱歩が紡ぐ極上のサスペンス。

悪魔の紋章が謎を呼ぶ街角で、一連の不可解な事件が仄暗い過去と結びつく。執念の探偵と謎の美女が描く心理サスペンスは、罪と欲望の境界を鮮やかに照らし出す。江戸川乱歩の筆致が冴え渡り、読者を闇の謎へと誘う。

レビュー

乱歩の『悪魔の紋章』は夜の街角を舞台にした謎の密度が圧巻だ。手掛かりは断片的ながら読み手の想像力を刺激し、犯人像を自分の推理で組み上げる快感を味わえる。古典的な耽美と冷徹な観察眼が交差し、伏線の回収は見事。読後の余韻も深く、長く記憶にとどまる名作だ。時代背景の暗部を鋭くえぐる筆致も魅力で、今読む者にも新鮮な刺激を与える。 (28歳 謎解きマスター)

この短編の謎、まるで夜の深い喫茶店でコーヒーを一口ずつ味わうように楽しめる。悪魔の紋章という重い題材を、乱歩は軽妙な台詞と意外な動機で崩し、笑いとゾクッと感のバランスを取る。何度考えても新しい発見があり、謎解き好きにはたまらない一冊だ。テンポの良さと、時折見せるユーモラスな観察眼に、推理小説初心者でも入りやすい入口を用意してくれている。 (24歳 笑い探偵)

読書初心者の私にも取り組みやすい一冊。難解さより雰囲気と謎の展開が先に来て、ページをめくる手が止まらない。結末は意外で、登場人物の心理が丁寧に描かれている。乱歩ファンでなくても楽しめる入口となる作品だ。難しさを避けずに、謎の解き方を一緒に考える楽しさを教えてくれる。最初の一冊として手に取りやすい、丁寧な導入書としておすすめ。 (34歳 はじめちゃん)

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